2019年度Tanpopo2 曝露実験サンプル(QCC型)
実験テーマ
本実験は、2019年度Tanpopo 2曝露実験の一環として実施し、2015年度および2016年度の宇宙曝露実験「炭素質固体微粒子の宇宙風化と有機物進化の実証研究(以下、QCC)」の試料搭載方法を踏襲したQCC型曝露パネルを利用する以下の3研究テーマを含む。
研究テーマ1.「小天体有機物の宇宙曝露実験」
担当:癸生川陽子 (横浜国立大学)
提案内容: 隕石有機物やその模擬物質の宇宙曝露実験を行い,有機物の構造変化を調べ,
小惑星上の宇宙風化等が有機物に与える影響を明らかにする
研究テーマ2.「窒素含有炭素質物質の宇宙曝露実験」
担当: 遠藤いずみ、左近 樹(東京大学)
提案内容:
新星周囲で形成されるダストの赤外特性を極めて良く再現する急冷窒素含有炭素質物質の宇宙曝露実験を行い、回収した物質と原始太陽系有機物との比較を行い、終焉期の恒星を起源とする有機物が太陽系に運び込まれ始原的な太陽系有機物の一部となるという仮説を検証する。
研究テーマ3. 「アミノ酸およびその関連物質の宇宙暴露実験」
担当:小林憲正(横浜国立大学)
提案内容:宇宙に存在しうるアミノ酸関連分子の宇宙塵環境下での安定性・構造変化を調べる
資料(JAXA/NASAとの調整に係る資料; TNP2QCCの該当箇所のみ抜粋)
資料(安全審査に係る資料)
・耐荷重圧縮試験 (MgF2)
TNP2QCC_MgF2_kajuu_20190207.pdf [pdf](ver.2019/02/07)
TNP2QCC_MgF2_kajuu_20190207.docx [word](ver.2019/02/07)
・耐荷重圧縮試験 (Si, SiO2)
QCC_SI_SIO2_kajuu_20150223.pdf [pdf](ver.2015/02/23)
QCC_SI_SIO2_kajuu_20150223.docx [word](ver.2015/02/23)
・QT振動試験 (2019年3月8日実施)
TNP2QCC_vibration_20190308.pdf [pdf](ver.2019/03/08)
TNP2QCC_vibration_20190308.docx [word](ver.2019/03/08)
・真空低温晒し試験 (2019年3月12日実施)
TNP2QCC_CRYO_20190312.pdf [pdf](ver.2019/03/12)
TNP2QCC_CRYO_20190312.docx [word](ver.2019/03/12)
・真空高温晒し試験 (2019年3月13日実施)
TNP2QCC_HEAT_20190313.pdf [pdf](ver.2019/03/13)
TNP2QCC_HEAT_20190313.docx [word](ver.2019/03/13)
資料(該非判定書等)
・MgF2窓 GAIHI_MgF2_20151026.pdf [pdf]
・Si基板 GAIHI_Si.pdf [pdf]
・Al基板 GAIHI_18-112_Al.pdf [pdf]
・Au基板 GAIHI_18-112_Au.pdf [pdf]
・In基板 GAIHI_19-10_In.pdf [pdf]
資料(実験準備に係る内容)
・盤面配分に関する資料 (2018年12月21日版)
・図面等
・試料ホルダー (pdf, dwg)
・試料ホルダー脱着部 (pdf, dwg)
・リン青銅板バネ(表) (pdf, dwg)
・リン青銅板バネ(裏) (pdf, dwg)
・ホルダーマウント台 (pdf, dwg)
・輸送蓋 (pdf, dwg)